昨年、ヤフオクでブランド物のバッグを4万で落札した。彼女の誕生日プレゼントとして選んだものなのだが、そこで予期せぬハプニングが。
出品者に代金を振り込んでから、連絡が取れなくなってしまったのだ。電話をかけても応答せず、肝心のバッグも一向に送られてくる気配がない。うーむ、これってもしや詐欺られた?
ひとつ解せないのは、事前のやり取りの段階で出品者が伝えてきた氏名(女、仮にA子とする)、住所(静岡県某市のアパート)がデタラメではなさそうな点だ。
A子の名前で検索をかけてみると、フェイスブックとツイッターで同一の若い女がヒットするし、居住エリアも静岡となっている。またアパート名で検索すれば、ネットに表示される住所は彼女が教えてきたものとまったく同じだ。
何者かが無関係の人物A子に濡れ衣を着せようとしてのことなのか、あるいはA子がサギ犯そのものなのか(だとしたらアホ丸出しだが)。
いずれにせよ、4万もの大金を払って商品が届かない以上、黙って指をくわえているわけにはいかない。入金から10日後、俺は警察に駆け込んだ。しかし、
「この時点で詐欺とは断定できないと思うな。そのA子さんって人にも品物を送る意志があるかも知れないから、もうちょっと待ってみれば?」
まるで相手にされなかった。そんなしょぼい事件じゃ動きたくないとでも言わんばかりの横柄な態度だ。これが詐欺じゃないなら何だっていうんだ!
まったくあきれ果てるばかりだが、警察が頼りにならないのなら仕方ない。自力で金を取り返してやろうじゃないか。
怒りにまかせて車を飛ばすこと数時間、A子の自宅とされる静岡県のアパート前に到着した。そーっと部屋に近づき、ドアをノックしてみる。
返事はない。が、中からコトリとかすかな物音が。ほほう、居留守ですか?
けっ、ナメくさりやがって。
いったん車に戻った俺は、A子の部屋が見渡せる位置に駐車し直し、長期戦を覚悟した。女が部屋から出てくるまで何時間でも粘ってやる。
それから3、4時間後、辺りがすっかり暗くなったころ、突然、部屋のドアが開いた。中から出てきたのは30前後のやせた男だ。…誰だ、あいつ?
「ちょっとアンタ!」
俺は男の前に詰め寄っていた。冷静に考えれば事件と無関係な人物の可能性もあったのに、よほど頭に血が上っていたのだろう。
早口で来意を告げた俺は続けてまくしたてた。
「A子出せよ。どこにいるんだ? モタモタしてっと警察を呼ぶぞ、サギ師野郎!」
「け、警察? 何なんだよテメーは~~! おい~~!」
突然パニック状態となり、絶叫する男。そのあまりにも凶悪な顔つきに一瞬ひるむと、そのスキに男はすばやく走り去った。
なかば呆然としつつ部屋のドアノブを回してみた。カギはかかっておらず、玄関から覗いた先には、ソファの上でグッタリした若い女の姿が。虚ろな表情でこちらにふらふらと手を振る様は、どこかラリっているようにも見えた。
★
事態の全容が明らかになったのは、俺の通報で警察がかけつけ、彼女=A子が病院に運び込まれてから間もなくのことだ。
病院で面会したA子の両親によると、あの時、彼女は同棲中の彼氏(逃げた男)にアパート内で監禁されていたらしい。
発端はA子が切り出した別れ話で、それに納得のいかなかった男が彼女をクスリ漬けにしていたというのだからタマげるやら空恐ろしいやら。男は薬局に勤める薬剤師で、その立場を悪用して大量の向精神薬を所持していたのだ。
結局、男は一時、警察で事情を聞かれたものの、嫌疑不十分で釈放されたようだ。クスリ漬けとはいえ、非合法の薬物が用いられていなかったこと、以前からA子がラリる目的で男と一緒にクスリを常用していたことなどから、そのような判断になったらしい。
ともあれ、ヤフオクの落札が決まったタイミングで監禁が始まったのは不幸中の幸いだろう。でなければ事態はもっと深刻なものになっていた可能性もあるのだから。
そして何よりこの事件は俺に幸運をもたらした。A子の両親のはからいで、例の4万のバッグがタダになったばかりか、娘をロクデナシから救ってくれた謝礼として10万もいただいたのだ。
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ツイッターを使う若い女性の中には、リアルな人間関係とはつながっていない、通称「裏垢」と呼ばれるアカウントをつくる者がいる。
その目的は他人の悪口をつぶやくためや友達には知られたくない趣味に関するつぶやきをするためなど様々だが、もっともメジャーなのは性にかんするつぶやきを目的とした「エロ垢」だ。
オレはこの「エロ垢」が大好物で、エロ垢をフォローするためだけにつくったアカウントで日々若い女たちのエロいつぶやきやオナ画像を見ては楽しんでいた。
そんなエロ垢のなかで、ひときわ更新数が多く、かつオレの気を引くアカウントがあった。現役女子大1年生のゆうみ(仮名)だ。
彼女は、毎晩自宅での赤裸々なオナニー報告を写メ付きでツイートするのである。
『今日は新しいローターが届いたからいっぱいオナっちゃった☆』
『声出しすぎちゃったから弟の部屋に聞こえちゃったかも(;_;)』
顔出しはしていないものの、首から下を自撮りした裸画像は幼さと大人の身体が絶妙に交じり合ったなんともいえないエロさを醸し出している。
そんな彼女のフォロワーは1000人超となかなかの人気で、オレは毎晩最低一回はゆうみのエロ画像でヌいていた。
彼女の魅力はオナ報告にとどまらない。毎朝通学する電車で痴漢されているらしく、その状況も生々しく報告してくれるのだ。
『今日も20分くらいずっとスカートの中に入れられてた…満員だから動けないしずっとイジられてベチョベチョ(T_T)』
『昨日触ってきた人が今日も後ろにずっとついてた…自分オナるより気持ちいいかも…』
そんな彼女のつぶやきを毎日眺めていると、あることに気づいた。彼女、毎朝いつも同じ男に痴漢されているらしいのだ。過去のつぶやきをさかのぼったところ、年齢は50代くらいでいつも黒い帽子をかぶっている髭面の男。彼はゆうみが乗る次の駅から乗ってきて20分強にわたり彼女の尻と陰部をかき回して堪能するらしい。
ツイッターで知ったこの情報、何か自分の利益につなげられないだろうか。そこである一つのアイディアが浮かんだ。
オレは新たにツイッターのアカウントを作成し、ゆうみをフォローした。
自己紹介文には「エロ垢。○○在住の50代」とだけ書き、適当に毎朝ゆうみが通学する時間帯に「今から電車乗る」とだけつぶやく。「○○在住」としたのは、ゆうみが○○に住んでいるからだ。
ゆうみがそのアカウントをフォローしてくれたので、誰にも見られずにメッセージのやりとりをできる「ダイレクトメッセージ」を送れる関係になった。
作成から1週間ほど経ったところで彼女に一通のダイレクトメッセージを送ってみる。
『たぶんどこかで会ったことあるんだよね』
すぐに彼女から返事が。
『ほんとですか?』
『ここ一週間で黒い帽子かぶった人にいたずらされたことなかった?』
これまで彼女がツイートした情報から、さも痴漢男本人であるかのように自己紹介したオレに対し、ついにゆうみは気づいた。
『あっ! もしかして○○駅で乗ってくる人ですか?』
『よく気づいたね』
『いつも触ってる人ですよね? 今日も触ってましたよね?』
どうやら、完全にこのアカウントを痴漢男本人と思い込んでいるらしい。彼女に合わせるようにして会話を続けた。
『気づいた?(笑) エッチだったね、ビシャビシャだったもん(笑)』
『恥ずかしい…』
こうしてオレたちはリアルで会話を交わしたことはないが、ツイッター上ではエロ会話を繰り返すという奇妙な関係となった。
毎朝、痴漢され終えたゆうみはその感想を必ず報告する。
『今日は人が少なかったからあんまり触られなくてつまんなかった(T_T)』
こんなやりとりを繰り返すうちに、彼女は全体に公開されるツイートとは別に、一日のオナ報告を写メ付きで送ってくるようになった。そう、すっかり痴漢男に心を開いているらしいのだ。
「私、こんなにエッチでごめんなさい」などと。それを見る度にオレは毎晩シコシコ繰り返す日々だ。
このような状況になればこちらも色々と試したくなるもの。今度は以下のようなメッセージを送ってみた。
『明日電車降りたらすぐにトイレに入って、触られてビシャビシャになったパンツ写メってよ』
すると翌日、彼女は本当にその写メを送ってきたのである!
『今朝はかなり激しくてビビりました…』
そこには、中心部にヌメリけのある黄色いシミがついたパンツの画像が添付されていた。オレは自由に彼女のエロ画像をリクエストできるようになったのだ。
それからは彼女の部屋の鏡の前でオナニーさせた動画を送らせたり、大学のトイレで撮ったエロ写メを送らせたり、やりたい放題だ。
おもしろいことに、痴漢男本人は相変わらず一切彼女に話しかけないらしく、この偽アカウントの存在は今日までまったくバレる気配がない。
おかげで現在オレのスマホには彼女の自撮りエロ写メコレクションが200枚以上たまっており、今後もその数は
増える見込みだ。
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裏モノJAPANでたて続けに掲載された「ゲイのハッテン場巡り」ルポ(2014年1月号・2月号)を楽しく読み、ついネタを投稿したくなった。
実はこの俺も一時期、ハッテン場へ入り浸っていたことがあるからだ。ただし、ゲイとの交流が目的だったのではない。
俺の狙いは、連中の財布だ。
キッカケは、職場の同僚タケさん(56)にポロッとこぼしたこんな言葉だった。
「なんか良いバイトないっすかね? 最近カネがなくて」
「バイトねえ。ないこともないけど…」
「なになに?」
「スリなんだけど…」
「はあ?」
話を聞いて呆れた。
このタケさんという男、以前から周囲に自分がゲイであると公言しているのだが、ハッテン場のポルノ映画館で男と遊ぶ際、ドサクサに紛れて相手から財布をくすねる行為を繰りかえしてきたというのだ。
「真っ暗なところでまさぐり合うから、意外とバレないしカネになるんだよ。若いころは1日で10万以上抜いたこともあったし」
とはいえ、この手口を成立させるには、相手に気に入られ、愛撫し合うのが大前提。すっかり老け込んでモテなくなったいまの自分では、なかなかコトが上手くいかないとタケさんはこぼす。
「でも、金子ちゃんなら絶対にゲイにモテるよ。男前でガタイもいいし。俺と組んでやってみない?」
ゲイの巣窟に足を踏み入れるなんて気色悪いことこの上ないが、カネになるのなら試さぬ手はない。うしっ、やったろうじゃないの。
決行当日、タケさんと都内某所のポルノ映画館へ。新作映画の公開初日とあってか、館内は人が溢れんばかりに賑わっている。
タケさんが言う。
「ハッテン場の映画館って、なぜか公開初日が異様に混むんだよ。みんな映画になんかまったく興味がないくせに」
ともかく、この混み具合ならシロートでも簡単にスリが出来そうだ。やがて上映が始まり、客席の照明が落ちたところで、タケさんから指示が出た。
「あそこに立ってるブルゾンを着たおっちゃんから攻めよう。さっきから物欲しそうな顔で金子ちゃんを見てたし」
さすが同族、よく鼻が利く。
まずは打ち合わせ通り、俺が背後からおっちゃんに近づき、そっと股間に手を回した。一瞬、ビクっとして振り返ったおっちゃんは、笑顔を浮かべて尻を突き出してくる。
よし、受け入れてくれるようだ。勃起したチンコを吐きそうな気分でさすりながら、空いた手で男の体をまさぐる。財布がどこにあるかを確認してから、俺は側にいたタケさんに目で合図を送った。
(ズボンの尻ポケット!)
すぐにタケさんがおっちゃんのズボンをズリ下げてフェラをはじめ(こういう場ではカップルのプレイ中に野次馬が割り込んでくることは普通にある)、そのスキに俺がポケットから財布を抜き取った。
開始から5分の出来事だ。あとは離脱のタイミングだが、そこは映画館スリのベテラン、タケさんである。
そばでヨダレを垂らして見ていた野次馬を引っ張り込み、そいつにフェラ役をバトンタッチして難なくおっちゃんの元から立ち去った。
タケさんがニンマリ笑う。
「ブルゾンのおっちゃん、あと30 分はあのままヤラレっぱなしだから、今のうちに別のターゲットに行こう」
そのまま、同じ要領で3人の男から財布をスった俺たちは、数時間のインターバルを置き再び劇場へ。そこでもまた4人のゲイをカモにし、計8万の現金を手にした。
これ、ハマるかも。おっさんの股間をモミモミするだけで、これだけの小遣いを稼げるなんて。
私は都内に住む42才のサラリーマンです。
高給取りでもなければルックスも車だん吉似のブサイク。ひいき目に見ても冴えないオッサンなだけに、若い女の子と接する機会はほとんどありません。
そんな私が編み出したのが、レストランの覆面調査員を装ったナンパ法です。
このナンパは主に路上で行います。
私のような男が路上で二十歳やそこらの女の子に声を掛けても無視されるだけ。ところが、覆面調査の仕事を持ちかけると、とりあえず話だけでも聞いてくれる子が現れるのです。
覆面調査とは、主に飲食店のサービス向上を狙い、お店に客を装った調査員を派遣し、商品やサービスの質をこっそり調べてオーナーさんに報告するお仕事です。
調査員は大抵2人1組でお店に潜入し、様々な項目をチェックして採点していきます。もちろん飲食代は調査会社から支払われるので、調査員はタダで飲み食いができます。
そこで、道行くタイプの女の子を見つけたら、近づいてこう伝えます。
「こんにちは。もし時間あったらレストランの覆面調査員やりませんか? 今から一緒にレストランに行って、タダでご飯が食べられるんだけど」
こう言いながら、あらかじめ用意しておいた調査用のチェック票を見せると、急ぎの用がない女の子なら、足を止めてくれます。
タイミングよく女の子がヒマだったり、お腹が空いていたときは、あらかじめ目星を付けておいたレストランに移動します。
ご飯代はコチラ持ちですが、お店のランクを下げると女の子のテンションも下がるので、なるべく自腹では行きたくないような少し高めのお店を選びます。
「到着しました。このお店ですよ」
「なんか覆面調査ってドキドキしますね」
いざ、2人でお店に入ったら、あらかじめ用意したチェック表を取り出し、メニューや店員さんを見ながら調査するフリをしていきます。
「あの店員さんの言葉遣い、どう思った?」
「ちょっとぶっきらぼうですよね」
「この料理、また食べたいと思う?」
「うーん、それほどでもないかな」
それらのチェック項目を、店員にバレないように確認しながら点数を付けていきます。このとき、2人の会話は当然ヒソヒソ話になるので、自然と女の子との距離は近づきます。
同時に覆面調査は2人で秘密のミッションに参加してるような、ジェットコースター効果に似たドキドキ感を与えることができるので、親密度が一気に増すのです。
このヒソヒソ話密着こそ、普通のナンパと違う大きなメリットと言えます。
お金はかさむけど、相手がお酒の飲める女の子であれば、さらに一歩先の展開に持ち込めます。
「ワインとか飲める? 一応、調査なので頼んでおきたいんだけど」
「飲めますよ」
あまりお金を使いたくなければ、ワイン1本に食べ物を2品程度たのめば、2人で1万円程度に抑えることができます。
「味はまあまあだし、全体の雰囲気も悪くなかったね」
「そうですね」
酒が回ってきたあたりで覆面調査の仕事は終わりにして、プライベートな質問にシフトしていけばいいでしょう。
もちろん相手は若い女の子なので、恋愛トークから恋人の関係に発展することは間違っても起こりませんが、若くて可愛い素人の女の子と密着して会話できるだけでも十分満足です。
ワインを飲ませたところでホテルに連れ込める可能性はまずありませんが、お酒の勢いを借りて手をつないだり、公園で軽いハグくらいまでなら何度か経験があります。
女の子によっては年上の男性としか付き合ったことがないとか愛人経験があるなどと告白するファザコン系女子もいるので、そういう相手には一気に攻め立てていきます。といってもお金を介在したお付き合いになりますが。
ま、モテない四十男にすれば、これでも十分なものです。